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イベントレポート_LINE相談支援スタート講座20241108

レポート20241108

みなさん、こんにちは。

NPO法人キーデザイン代表の土橋です。
2024年11月8日、オンラインにて「LINE相談支援スタート講座」を実施いたしました。

私たちが運営する、不登校の子の保護者向けLINE相談窓口「お母さんのほけんしつ」は、2024年10月時点で登録者4,300名を超えます。全国からの登録があり、常時50名ほどの方とやり取りをしています。この相談支援の経験から、1か所でもチャットを活用した窓口が増え、1人でも多くの保護者が相談にたどりつき、孤立しないようにという思いで、今回の場を企画いたしました。

保護者の支援で大切にしたいことや、LINEだからこそできること、気を付けるポイントなどを整理してお伝えしました。

 ご参加いただいたみなさまにアンケートをとらせていただきました。5段階評価(不満1→満足5)で、「4.9」の評価をいただいています。いただいた声をいくつか掲載いたします。

私自身、不登校とおとなひきこもりの “経験者相談員” という立場での長年にわたる面接・電話・メールによる相談の実践経験から、本日伺ったお話には共通するものがたくさんありました。そのうえで、LINE相談だと親御さんが自分の心の内をより吐き出しやすいのではないか、対応の時間的柔軟性や即応性が強みなのではないか、など気づきもたくさんいただき、LINE相談の強みを知ることができました。 かねてから関心を持っていて先行事例を知りたいと考えていたところだったので、格好のイベントでした。参加できて収穫大でした。ありがとうございました。

「お母さんのほけんしつ」の不登校保護者に対する非常にやさしいスタンスに共感と感銘を受けました。LINE返信の際、子供の気持ちを代弁しつつ親の気持ちを傷つけない、親の気持ちに寄り添う言葉選びもに非常に学びになりました。親支援にとって支援者が判断しない。支援者の基準を押し付けない。そういった点も非常に学びになりました。

現在、不登校児童生徒の増加で悩まれてる親御さんも増えてます。親にとって「相談」するのは勇気がいるので、相談窓口での傷つき体験から、相談に対してハードルを感じ孤立してしまうご家庭を減らすためにも、不登校に関わる全ての人にこの講座を見てほしいと思いました。 ぜひ、このような支援者講座は支援者のためにも、地域の方のためにも、教員のためにも広く知ってほしい内容でしたので、ご無理のない範囲で年に数回開催していただければ嬉しいです。

今回のお話で、専門家の方達がいらっしゃること、まめにミーティングで情報共有をしていること、新しい支援員さんが入るときは経験のあるスタッフさんが付きっきりで面倒を見られていることを聞いて、ここまでされているんだとびっくりしたのと同時にこれなら初めての方でも支援ができると納得しました。

LINE相談の良さは どんなところかを具体的に知ることができました。 質疑応答の際に、お聞きしたかった事(導入についてや、スタッフの人件費など)について、全てお答えいただいたので、導入についての疑問や不安が解消されました。これまでの蓄積や知見を惜しみなくお伝えいただけましたこと、心から感謝の気持ちでいっぱいです!

今後も講座の開設を検討していきます。
もしご希望の方がいましたら、ぜひ下記までお問い合わせください。

お問合せ

NPO法人キーデザイン
不登校離職予防セミナー、研修 担当:土橋
TEL:080-1853-6296
MAIL:npokeydesign@gmail.com